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■ドイツでのアロマセラピーの現状〜アロマ従事者の3段階〜とグリーンサークルの立ち位置

先ほどから述べてまいりましたドイツにおけるアロマセラピーですが、これは自然療法のうち、芳香療法と呼ばれる国の定める1つの治療形態です。その為、施術範囲は資格によって大きく異なっており、大きく3段階に別れています。こちらではドイツのセラピストの区分と施術範囲をお伝えします。

1.アロマセラピスト
 

まず、アロマセラピストとは「自然療法士」または「代替治療医」と呼ばれる自然療法全体の国家免許を持つ医師(Heilpraktiker ハイルプラクティカー)もしくはそれと同等な知識・治療資格を持つものを指し、芳香療法以外の自然療法についての知識も持っています。彼らの多くは医療現場や薬局、個人サロン等で治療を行っています。


2.アロマケアセラピスト(アロマケアテーカー)

基本的には他の医療資格を持っていることを必須とされます。アロマセラピストとの違いは症状を改善しながら行うケアを実働で行います。アロマセラピストと一緒に活動する場合、看護師・理学療法士のような作業も兼任します。また自分で患者へのケアを提案し行う権限もありますのでアロマセラピストや自然療法士ととともに医療現場などで自然療法士とともに活躍する人もいれば、保険適用外の独自サロンで施術を行う人ものもいます。最近は独自で活動している方も増えてきています。というのも自然療法医の中でアロマセラピーを主軸にする医師が少ないのと、保険適用のアロマケアは症状によって限られた時間と範囲がある、また総合病院などでは医師やケアテーカーが選べないので自分に合った人に当たるのは運、そして昨今、健康促進・ウェルネスへの関心が高くなってきたこともあり、エステティック以上のケアを望む需要が増えたことから今まで以上に自分に合ったプロフェッショナルなケアテーカーに長期的に体質維持、改善を望む需要も多くなっているためです。グリーンサークルの施術者かわのゆかりはドイツプリマヴェーラ社にてこちらの資格を取得し活動しております。

3.コスメティシャン・エステティシャン

リラクゼーションや美容を目的にエッセンシャルオイルやキャリアオイルを使用し、SPAなどで人気です。ドイツではこちらにも資格が必要です。日本にあるほとんどのアロマセラピー、もしくはアロマオイルマッサージはドイツにおいてはこちらに分類されます。

ドイツでのアロマセラピー・アロマケアの最前線

ドイツのアロマセラピー・アロマケアというとヨーロッパ古来の伝統治療でその教えを忠実に守っているだけというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。ですが、それは違います。

特にメディカル部門での発展は著しく、新たな調合、治療法が発表されており、病院や医療付随施設だけでなく、他の機関にも積極的に取り入れられています。

こちらについては講演会やワークショップ、またSNSやブログでお伝えしております。

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Was ist Deutsche Aromapflege?
 

 

 

日本では、一般的に【アロマセラピー】というと、リラクゼーションサロンやエステサロンなどで、筋肉の緊張緩和を目的とした【マッサージ】や【美容】のためにごく少量の精油を使用したり、お部屋に精油を焚くことでその効果を促す事が多いのに比べ

ドイツでは【アロマセラピー】や【アロマケア】というと専門家が医療機関で行う医療行為というイメージが一般的です。

日本でイメージされる【アロマセラピー】は【スパ】の領域とされ【リラクゼーションマッサージ・トリートメント】と区分されています。

 

ドイツの【アロマセラピー】や【アロマケア】の持つ治療領域は非常に広く、脳・神経・心理の分野、手術後のリハビリテーションとしての回復・緩和ケア、長期療養ケアに焦点があてられ【現代医学】とも連携して行われているのが特徴です。

 

また昨今ではスポーツを含めた​【プロフェッショナルへのケア】​や​世界的なウェルネス思考(健康で豊かな人生、輝く人生を送る)への動きもありもますますその領域は広がっています。

 

では、ドイツのアロマセラピーはどんな症状を扱っているのかほんの一部ですが、書き出してみました。

 

癌摘出前後の回復ケア、心臓病、脳梗塞脳障害、内蔵疾患、糖尿病、リュウマチ、パーキンソン病、血圧異常、不妊症、子宮トラブル、乳児トラブル、更年期障害、ホルモン異常、アルツハイマー、白内障、緑内障、筋肉・骨・腱・靭帯の損傷、様々な部分のヘルニア、股関節症、側湾症、アレルギー、花粉症、頭痛、鬱、双極性障害、様々な依存症、パニック障害、複雑骨折....

 

見ていただけるとお分かりかと思いますが、日本では上記に示した疾患、病気の治療として、医薬品(主に化合物)の投薬や外科的手術がほとんどの場合で選択肢となっていますが、ドイツではこのような病気にも芳香療法やほかの自然療法が選択、組み合わせ治療可能になっています。

 

現在の日本では「アロマセラピー」は国の定める医療区分には認められておりません。グリーンサークルは日本の医療法を理解した上で、自由診療、民間療法として『ドイツ自然療法メディカルアロマケアサロン グリーンサークル』を立ち上げ活動をしておりますことをお客様にお約束いたします。

グリーンサークルで行う施術はドイツ国内で行ってきた施術を日本人の体質に合わせ改良したものを受けることが可能です。

水処理
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